GingerDocsのエディタは、「元のPDFを決して変更しない」という1つのルールを軸に設計されています。ファイルは作成されたとおりに表示され、変更内容は元データとは別に保持され、完成したときに初めてきれいなコピーが生成されます。このルールの範囲内で、GingerDocsは3つの編集方法を用意しており、加えたい変更に合ったものを選べます。本ガイドでは、その3つすべてに加え、モードを問わず使えるフィールドタイプ、元に戻す/やり直し、バージョン履歴について解説します。
3つの編集方法
署名を配置する作業と、本文の誤字を直す作業と、条項を書き直す作業は、それぞれ性質の異なる仕事です。GingerDocsは、こうした異なるニーズに応える3つの編集方式を用意しています。
- オーバーレイ(既定)— 元のPDFを読み取り専用の背景として保持し、その上のレイヤーにフィールド、テキスト、署名を配置します。記入・署名作業の標準モードで、元データには一切手を加えません。
- インプレース — 既存のテキストをクリックし、その場で打ち直します。GingerDocsが元のフォントと色に合わせるため、つぎはぎしたコピーではなく、元のままのページのように読めます。この場合も、アップロードしたファイルは変更されずに保持されます。
- リフロー — 本文そのものを書き直す必要がある場合のための、オプションの再編集モードです。ドキュメントを見出し、段落、表からなる編集可能なリッチテキストに再構築し、新しくきれいなPDFとして出力します。元のアップロードファイルはその横に併せて保持されます。
8種類のフィールドタイプ
ドキュメントに配置する要素は、すべて次の8種類のフィールドタイプのいずれかです。
- 署名 — 法的に署名者へ帰属づけられる署名を取得します(手書き、入力、アップロード)。
- イニシャル — ページや条項にイニシャルを入れるための、小さめのマークです。
- テキストフィールド — 氏名、役職、回答などを自由に入力できるテキスト欄です。
- 日付 — 日付ピッカーです(MM/DD/YYYY形式)。
- ファイルアップロード — 身分証明書などのファイルを受信者が添付できます。
- ラジオボタン — 一覧から1つだけ選択します。
- チェックボックス — オン/オフを切り替える単一のチェック欄です。
- ドロップダウン — ドロップダウンメニューから1つ選択します。
フィールドの配置と調整
フィールドはページ上にドラッグして配置し、サイズと位置を正確に調整できます。ドキュメントのどのページにも配置でき、各フィールドを受信者に割り当てておけば、署名の際に適切な相手が記入します。
元に戻す、やり直し、バージョン履歴
すべての編集は取り消せます。元に戻す/やり直しで変更を1つずつ前後にたどることも、バージョン履歴からドキュメント全体を以前のバージョンに巻き戻すこともできます。
エディタは常時自動保存を行うため、編集の途中でタブを閉じても作業内容が失われることはありません。
モバイルでの編集
エディタは小さな画面にも対応しているため、デスクに戻るのを待たずに、スマートフォンやタブレットからドキュメントの確認や調整ができます。
完了時に起こること
ドキュメントが進行中の間は、オーバーレイは編集可能なまま、元データも変更されないまま保たれます。ドキュメントが完了したときに初めて、GingerDocsは元のPDFとすべてのフィールドを統合した1つのフラット化済みPDFを生成します。ダウンロードと保管に適したきれいな出力でありながら、元のファイルもそのまま保持されます。